2023年の7月からマレーシアに渡航して4か月ほど経った頃、無事に1学期目の期末試験も終わって2ヶ月間のセメスターブレイクに入りました。
そこで、せっかく東南アジアのハブにいるのならと思い色々な場所に旅行をしてみることにしました。
具体的には、シンガポールに4日、ベトナムのハノイに2日、ホーチミンに3日、タイに4日行きました。マレーシア国内だとイポーという町とジョホールバルを1日観光したりもしました。
ただ、そこでの体験がマレーシア以上に新鮮で、将来の夢が少し変わりました。
今の夢は、パソコン片手に世界中を旅しながらITエンジニアとして働くこと。
私は大学ではコンピュータサイエンスを勉強しようと思っていて、もともとITエンジニアとして働きたい気持ちはありました。でも、今まではアメリカに就職したい!とかドバイで現地採用されたい!とか、そういう感じでただ漠然と海外で働きたいな~と思っているだけでした。
ですが、この旅行を通じて、私は常に刺激を求めながら生活をしたいタイプの人間なんだなということが分かりました。悪く言えば飽き性なのかもしれません。
まずマレーシアに半年近く住んでみての感想なんですが、正直少し飽きました。マレーシアは確かに周りの人もいい人ばかりだし、物価も日本よりも安いし、気候も過ごしやすいです。
でもどこも似たような風景やご飯だし、慣れてしまうと刺激がない。
これは別にマレーシアが悪いというわけではないです。日本で19年間過ごしたときも、旅行に行くとき以外はいつもそう思っていました。
もしかすると、そんな日々から刺激を求めていたから自然と海外大学に進学したいという考えになったのかもしれません。
シンガポールは気候はマレーシアそのものなのに橋を一本渡っただけで街並みも全然違ったし、タイやベトナムも同じ東南アジアなのにご飯や建築物がまるで別世界でした。
旅行をしてみて、すごく刺激的で今しかできない体験をしたなと思いました。
でも、実際に生活するとなるとタイなんかは渋滞が酷かったり暑かったりで大変そうでしたし、なによりハノイやホーチミンなんかは街が小さくて数日滞在しただけでも若干満足感がありました。
そのため、多分、住むことになるとまた刺激が足りないとかなんとか言い出すと思います。
そういうわけで、常に新しい観光地やご飯、国民性を求めて生活してみたいな、もっと世界を見てみたいなと思いました。毎日が新しいことの経験で刺激MAXな人生って、面白そうじゃないですか?
だから、半年とかそれくらいで住む国を転々としながら働きたいなと思いました。昔からいつか海外旅行で世界全ヵ国を制覇したいなとは思っていたのでちょうどいいかもしれません。
幸いなことに私はCS専攻で、リモートワークとは相性ピッタリです。もし人生が順調にいけば、そういう働く場所は自由!みたいな会社に雇ってもらうことも可能だと思うので、頑張りたいです。
あとはバンコクのドミトリーで同じ部屋に泊まったイタリア(忘れた)あたりの大学卒のお兄さんとの世間話もそのあと押しになりました。彼も世界を旅しながらIT系企業に勤めているそうで、仕事はリモートで好きなときにすればあとは自分の好きに行動していいそうです。
そういう人が実際にいるんだなというのを自分の目で見ると憧れがより強まりました。そんな感じで、留学半年目にして夢がちょっと変わったよというお話でした。