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チャイニーズニューイヤー(旧正月)って何?クアラルンプールの様子も紹介!

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日本でお正月というと、1月1日の年越しが終わったあたりのことを指すと思います。

マレーシアでも12月31日の年越しの瞬間を祝う文化はあるのですが、実は2月にも別の年越しがあります
それが、チャイニーズニューイヤーです。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、チャイニーズニューイヤーの期間は学校や職場が休みになったり花火が打ち上げられたりして、マレーシアの街はいつもと違った雰囲気になります

Ray

私も先日、マレーシアに留学してから初めてのチャイニーズニューイヤーを経験しました。


今回はそんなチャイニーズニューイヤーという文化について、その概要や街の様子を写真付きでご紹介します。

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目次

チャイニーズニューイヤーとは?

チャイニーズニューイヤーというのは中国の暦でのお正月のことです。別名、旧正月春節とも言われています。

時期としては毎年2月あたりのことが多いそうです(暦の関係で毎年若干のズレがあります)。
2024年は2月10日と11日がマレーシアでのチャイニーズニューイヤーでした。

なぜ中国歴のお正月を祝うのかというと、マレーシアが他民族国家であることが関係しています。

マレーシアでは

  • マレー系マレーシア人
  • 中華系マレーシア人
  • インド系マレーシア人
  • その他の人種

などの民族がともに生活を送っています。そのため、中華系マレーシア人にとっての一大イベントであるチャイニーズニューイヤーが国全体でも認知されているというわけです。

その関係でチャイニーズニューイヤーの他にもイスラム教徒が祝うニューイヤーなどもあるらしく、複数のお正月がマレーシアには存在するそうです。文化の違いがあって面白いですね。

Ray

マレーシアだけでなく、他の中国の文化が根付いている国でもチャイニーズニューイヤーは見られます。

また、ペナンだったりサラワクのほうに帰省する人も多いそうで、空港などは混雑するようです。この時期にマレーシアやその他のチャイニーズニューイヤーがある国へは旅行へ行かないほうがいいのかもしれません。

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みんなどんな感じで過ごすの?

チャイニーズニューイヤーといっても、基本的な過ごし方は日本のお正月と同じ実家に帰省して、新年を祝いながら家族や親せきで集まって食事をしたりします

実際に友達のストーリーを見ていると、みんな実家に帰って親戚一同で団らんをしたり、豪華なおせち料理のようなものを食べていました

その関係で学校や職場もこの時期になると1週間ほど休みになります。私の大学も2月8日(木曜日)~13日(火曜日)まで休みでした。

Ray

Early New Yearといって、これより早めに実家に帰省してしまう人もいます。

また、チャイニーズニューイヤーでは親族以外の人も団らんの場に積極的に受け入れる文化があるようです。
なんなら、他の家の子供にお年玉をあげる文化なんかもあるそうです。これはお年玉乞食をしに行くしかない!

親族の集いに赤の他人が入っていくの!?と驚きましたが、日本人の知り合いには中華系マレーシア人の友達に誘われて実家にお邪魔させてもらっている人ちらほら。楽しめたという人もいれば、気まずかったという人もいました。

私はと言えば、この休みでマレーシアに来る予定だった友達が急遽来れなくなったので、家に引きこもってブログを書くとかいう悲しいチャイニーズニューイヤーをしています😇

クアラルンプールの様子

チャイニーズニューイヤーの時期になると、ショッピングモールや街のお店の至る所に赤ちょうちんや獅子舞の飾りがつるされて、街全体が赤でいっぱいになります花火や爆竹も打ちあげられたりするそうです。
私の家のコンドミニアムや大学も赤色でデコレーションされていました。

また、大学の先生曰く「チャイニーズニューイヤーの期間は中華系のお店も全部休みになるからKLなどは閑散としている」とのことらしいです。

ちょうどその時友達からKLに一緒に行こうとのお誘いがあったので、街はどんな雰囲気なのだろうと思って見に行ってみることにしました。

こちらはKL中心部のセントラルマーケットチャイナタウン(中華街)の様子です。

いや、普通にお店やっとるやないかい。

人も普通にたくさんいましたし、中華系のお店も通常通り営業していました。流石に普段よりは人通りは少なかったですが、思っていた以上に街に活気がありました。

こちらは最近できたThe Exchange TRXというショッピングモールとPasar Seni駅の様子です。
出かけたのは2月10日なので帰省ラッシュではないと思うのですが、電車に至っては普段よりも混雑していました。

こちらはサンウェイ大学の様子です。大学もチャイニーズニューイヤー仕様の飾りつけがしてありました。キャンパス内は電気も付いていませんでしたが、勉強熱心な人がベンチにチラホラいました。
下二枚は厳密にはチャイニーズニューイヤー終了後のキャンパスの写真ですが、まだ飾りつけはしてありましたね笑。

確かに大学の横の中華系のお店は休みになっていましたし、KLでもシャッターが下りているお店はあった気がします。

ただ、街全体がそこまで休みの雰囲気なのかと言われるとそんなことはないと感じました。KLやその他の場所に遊びに行った友達に聞いてみても、「普通に人はたくさんいたよ~」とのことでした。

Ray

まあ日本でもショッピングモールで新年セールや福引はやっているので、それと似た感じなのかもしれませんね。

もう一つ特徴的な点を挙げるとすると、街にいる人種が明らかにインド系ばかりだったという点です。
いつもは中華系の人が多い場所でも、この時はインド系マレーシア人が大半を占めていました。

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まとめ

今回はチャイニーズニューイヤーという文化についてご紹介しました。

  • チャイニーズニューイヤーは中国歴のお正月(別名は旧正月, 春節)
  • 毎年2月頃にあり、マレーシアでは学校や職場も1週間ほど休みになる
  • 街全体が赤ちょうちんなどでデコレーションされて赤一色に!
  • 実家に帰省して家族・親族で食事などの団らんを楽しむ
  • 中華系のお店だと休みになっている所もあるので注意

なかなか日本では味わうことのできない異文化を体験することができて面白かったです。中国のおせち料理を食べるのを忘れてしまったので、来年はそちらも味わってみたいです。

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