海外留学に行く際、大学の普段使いするパソコンは日本で購入して持参する人が多いと思います。私もその一人でした。
そんなこんなでマレーシアに来てから2ヶ月くらい経った時、大学用のノートパソコンが壊れました。しかも古いパソコンとかではなく、渡航する1ヶ月間に購入しためちゃくちゃ新しいやつです笑。
ですがパソコンショップに行ったらお店のお兄さんがタダで分解して修理してくれたので、今回はその話をしようと思います。
追記:
この記事の半年後にまたパソコンが壊れました。こちらの記事参照。
使っていたパソコンと故障の状況
DELL製のInspiron 13 5330というモデルを使っています。
第13世代のCore i7が搭載されていてRAM16GBなのに10万円前後で購入できるメチャクチャコスパがいいモデルです。CS専攻なので性能のいいパソコンを買いたくてこれにしました。
見た目はこんな感じです。
で、どういう感じで壊れたのかというと、タッチパッドが認識されなくなったりキーボードで特定のキー「k」「i」「,」などが反応しなくなるというハード面の故障でした。
特に乱暴に扱った覚えもないし、いつもケースを付けて大事に持ち運んでいるし、思い当たる故障の原因はありません。なんで?
強いて言えば、熱暴走が原因かなと思いました。なんかこのパソコンは熱の放出があまり得意ではないようで、たまにものすごい温度になることがあります。特にスリープ状態でも高温になることがあるので、スリープ状態+充電をしたまま寝た時に熱で回路がやばくなったのかな~なんて。
がんばって授業を耐えた話
まずは自分で直してみようと思い、下の二つを試しました。
- DELL Update
- ドライバのアップデート、再インストール
DELL Update(友達に教えてもらった)を試したらタッチパッドのほうはなんとか直りました。デフォルトのよーわからんソフトを手動でアップデートしないとバグるとかいう謎設計。
ただ、キーボードはどうしても直りませんでした。無理やりキーを押し込むと反応するのに、日に日に反応が悪くなっていったので、これはソフト面ではなくハードの問題なのだと判断しました。
反応が悪くなってから1ヶ月くらいはめっちゃ何回もキーを連打すれば打てたりしましたが、ストレスも凄いしついにキーはご臨終になりました。
仕方がないので外部のBluetoothキーボードを接続して1学期目は耐えることにしました。
この時期がちょうど1学期目のファイナルテストだったので、当日もBluetoothキーボードでテストを受けました。
ただ、モナッシュ大学はテストで外部デバイスを使用する際は事前に申請が必要だったらしく(知らなかった)、このキーボードの件は申請していなかったがために没収されそうになりました。
マウスを使っている人はお咎めなしなのになんでや!と思いましたが、なんとか先生にゴネてテストは乗り切りました。
渡航先でパソコンが壊れた時の選択肢
流石にこのままだと困るので、以下の選択肢でどうするか考えました。幸い試験も終わって二ヶ月の休みが始まったので時間に余裕はあります。
- 外部キーボードで耐える
- 日本に帰国してパソコンを修理する
- 新しいパソコンを家族に送ってもらう
- マレーシア現地でパソコンを買う
- マレーシアのパソコンストアで修理してもらう
最初の選択肢は持ち運びとかのストレスが半端ないので却下。
もともとこのパソコンは10万円で買ったことを考えると、2番目の選択肢だと航空券代だけで7万円くらい消えるのは嫌でした。あと休み中はシンガポールやベトナム、タイの旅行の予定があって、帰国+修理依頼をしている時間もなさそう。
かといってパソコンを送ってもらうのも怖い。前にマレーシアに荷物届かなかったことあるし。
でもこのパソコンは購入から1年以内だったので、サポート期間内でもありました。それなのに、いくつかのキーが反応しないというだけでマレーシア現地でパソコンを買うのもなんか悔しい。
なのでとりあえずマレーシアのパソコンストアを調べて、それでダメだったら次にどうしようか考えようということにしました。
まず「マレーシア パソコン修理」などと調べてみると、よーわからん業者みたいなのが沢山ヒットしました。
でも、流石に素性や評判がよく分からないし、そこで内部をいじってもらったがために今後正規のメーカーの修理を受けられなくなるのも御免でした。
そういうわけで、頑張って正規のメーカーのストアを探そうという結論になりました。
結局どこで直してもらったの?
正規のストアについて調べてみると、コンセプトストアというDELL製のパソコンを取り扱っているお店がマレーシア国内にいくつかあることが分かりました。
まずは一番近かったSunway Pyramidの店舗に行ってみましたが、DELLストアというよりはただのパソコン屋さんみたいな感じで、修理は他を当たってくれとのことでした。
他にもGoogle Mapを見ると潰れていそうなお店がいくつかありましたが、KLにちゃんとやっていそうな店舗を一つだけ見つけました。
Dell Concept Store (Lowyat G-035)
なので、イチかバチかここに行ってみることにしました。見た目はDELLのストアです!と言わんばかりの主張。
追記:
2024年6月現在、こちらのお店はPlaza Low YatのLevel 2に移転しています。といっても同じショッピングモールのフロアが変わっただけですが。
中に入ると店員さんが二人いて、故障の状況を説明するとそのうちの一人のお兄さんが「貸してみ」と言いました。
日本語キーボードなので修理用のパーツでも取り寄せないといけないのかなと思っていたのでビクビクしていましたが、お兄さんは普通にパソコンの背面を分解して配線をいじりはじめました。
お兄さんは内部のコネクタを触っていて、作業を5分くらい待っていると無事に直りました。簡易的な作業だったからか無料でした。
え、そんな簡単に直るの?お店に来る前めっちゃ心配してハゲそうだったのに。
お兄さん曰く、衝撃が加わって配線がズレていたそう。今後はもっと扱いに気を付けようと思います。本当に優しい店員さんで感謝。
というわけで無事に無料でパソコンを直してもらえました。みなさんもパソコンの故障で困った時はとりあえず渡航先の正規店に行ってみてください!