税金とかサービス料は日本でもよくあると思います。消費税なんかが10%取られたりするのがその例ですね。
ただマレーシアに来てから、特に飲食店なんかで後からそういう税とかサービス料をめちゃくちゃ取られてモヤモヤした気持ちになる、という体験が多かったので、今日はそれについて書いてみようと思います。サムネの料理写真は全く関係ありません。
後出し料金
こちらはSunway Pyramidの中のどっかのお店で食べた時の明細ですが、後出し料金というのはこんな感じ。
22.90RMだと思って購入した麺が、結局26.55RMしました。
他にも、しゃぶ葉に行ったときにディナーは53.90RMと書かれていたのに、結局65RMくらい取られたりしたこともあります(取りすぎ)。
最初からメニューに全部込みの料金を書いておいてくれればいいのに、後から請求されるとモヤっとしますよね。
政府の見解
ただ、これは日本の消費税のように、実はもともと決まっているもののようです。
例えば、こちらのサイトよると、Service Charge(サービス料)とFee(サービス税)はこのように計算されるとの記載がありました。
サービス料は、請求書で企業によって課せられる商品やサービスのコストを超える料金です。これは通常、接客業で適用され、通常の料金は 10% です。
https://www.customs.gov.my/en/ip/Pages/ip_sct.aspx
サービス税/政府税は、1975 年サービス税法に基づいて課される 6% の法定税です
余談ですが、Service Feeは2024年から8%になるという情報を得ました。出費が痛い…
お店によって違うから紛らわしい
となると、「お前が勉強不足で日本以外の税システムに慣れていないから悪いんだろ」という意見もあるかと思います。もともと心構えができていればそんな気持ちにはなりませんからね。
でもこれらの料金って、事前に明確に表示されていないことが多くて、会計時に初めて知る場合もまあまあ多いんです。しかも、店によって料金の割合や請求方法が異なるので、めちゃくちゃ紛らわしいです。
しっかりしたメニュー表で「Including Tax」などと明記されている例のほうが少ないですし、そもそもあんまりちゃんとしたメニューが無い所なんかだと、会計が言い値の所も(たまに料金を誤魔化されたりも)。
そもそも、毎回食事をするたびに「これって全部のサービス料とか入ってますか?」とか聞くのも現実的じゃありません。
こういう感じで、お金を後から請求されることについても、あんまり料金形態が明確じゃなかったりお店によって後出し料金が異なることについて、モヤっとしてしまうわけですね。
文化の違いと言えばそうですが、どこのお店ももっと親切に統一表記してくれれば楽なのに、と思うこともあります。