私は現在モナッシュ大学のファウンデーションコースを履修中なのですが、そろそろそれも終わり学部入学の時期になります。
ここで忘れてはならないのが、学生ビザの更新です。今はモナッシュのファウンデーションコースのための学生ビザを持っているだけの状態なので、学部に入学する際には新しい学部に入学しますよ~というビザが必要になるわけです。
しかし、ファウンデーションコースの卒業→学部入学というケースでの学生ビザの更新の話はなかなかネット上でも情報を見ないので、今回は他の方の参考までに情報をまとめてみようと思います。
数日前に大学側から学生ビザの更新手続きのやり方について説明があったため、そちらの情報を元にしてこの記事を執筆してあります。ただし、本記事では誤った情報を記載してしまっている可能性もありますので、手続きはあくまで自己責任でお願いします。
この記事が参考になる方・ならない方
こちらは何らかの形で学生ビザの更新を行いたい方向けの記事となっています。新規でマレーシア留学をしたいという方は全く別の手続きが必要となりますので、こちらの記事はあまり参考にならないかもしれません。
また、こちらはあくまでモナッシュ大学のファウンデーションコース(MUFY)を卒業後、モナッシュ大学の学部に入学するケースでの手続きです。MUFYに7月入学、学部にも7月入学の学生の場合ですので、他の入学時期の方は日付をずらして見てみてください。
そしてMUFYは授業の開講場所が複雑で、モナッシュ大学のファウンデーションコースの生徒は厳密にはモナッシュ大学の学生ではありません。MUFYはサンウェイカレッジで授業を受けるため、サンウェイカレッジの学生となります。
ファウンデーションコースの大学と学部で所属する大学が異なるという特殊な事情のため、同じくファウンデーションコースを卒業してから学部に入学する他大学の学生の方だと若干手続きが違う可能性があります。あくまで参考程度に留めるようにお願いします。
私が普段「モナッシュ大学に進学しました」とネット上のプロフィールに書いてあるのは、このあたりの事情の説明が面倒だからです。
MEB(モナッシュ大学の英語準備コース)を卒業してから学部に入る学生はビザの更新は不要です。
数年前まではMEBから学部に入学する際でもビザの更新が必要だったらしいですが、私と同じ年度にMEBに入学した友達曰く、ここ最近からは更新なしで学部に入学できるそうです(学部入学後に更新が必要になることはある)。
一見同じ準備コースのように思えますが、実はMUFYはサンウェイカレッジの学生なのに対して、MEBはモナッシュ大学の学生という扱いになります。もしかすると所属大学の関係でこうなっているのかもしれませんし、MEBはMUFYと違って入学時に既に学部を決定しているためビザの扱いが異なるのかもしれません。
ビザ申請でお世話になる場所
ビザの申請に関連して、よく訪れることになる場所を紹介しておきます。
サンウェイカレッジのInternational Office
Sunway Collegeの北側の地上階にあります。
ビザ申請に関しては基本的にはこことMonash UniversityのAdmissionsを行き来しながら手続きを進めることになります。それ以外でも健康診断だったりで留学生は色々お世話になることが多い場所ですね。
Sunway側の手続きで分からないことがあったらとりあえずここに行くと良いです。係の人もみんな丁寧で優しいです。
ちなみに、こちらの一つ上のフロアにはFinancial Officeがあるので、何かSunway側の学費の支払い関連で問題があればそちらに行きましょう。
モナッシュ大学のAdmissions
正面のゲートから入ってすぐの場所を右手に曲がるとあります。Building 2という部分にあります。
基本的に学生ビザのことに関してはこちらのAdmissionに聞きましょう。最終的な受け入れはMonash側になるので、こちらの人の言うことを聞いておくのが一番安心かと思います。
オファーレターと学費の支払いに関しては、Admissionの横のカウンターにあるFinance(同じ建物なのですぐ分かります)に聞くように指示されます。
余談ですが、ちょっと前までは誰でもキャンパスに入れたんですが、最近セキュリティが厳しくなったため、訪問者登録をしないと入れないようになりました。面倒ですが、看守の方に声をかけて入れてもらいましょう。
MUFY Office
Sunway Collegeの南側の3階にあります。東館のほうの階段を上っていくと見えます。
基本的にこちらに行く必要はないのですが、7月以降に発行してもらえるMUFY official transcript and certificateなんかを取りに行ったり、普段の生活の中でMUFY特有の何か分からないことがあったらこちらに行くことになります。
ビザ申請ではあまり訪れることはないかと思いますが、MUFY Stampなんかのコレクションでも行くことになりますね。ただ、ここの係の人は不愛想な人が多いので何となく行きづらい雰囲気はあります笑。
Pre-U Directorate Office
Sunway Collegeの南側の1階にあります。東館と西館の真ん中らへんにあります。
MUFYの一学期目のOfficial Transcriptをもらう場合(もらう必要はないと思いますが)、ここでもらえます。係の人がいない場合は、Mr. Hakiimという先生に内線電話で連絡しましょう。
ビザ更新の手順
全体の流れをまとめると、
- 最終試験の結果が出そろうまで待つ
- 大学からのオファーを承認する
- 学部のビザ申請の手続きを行う
- 現在のビザのキャンセルを行う
- 学生ビザが下りて学部入学
という感じになります。
日付 | できごと |
---|---|
2024年6月13日 | MUFYの結果が出る |
2024年6月18日 | 大学からオファーが来る |
2024年6月21日 | 書類を揃えて学生ビザをモナッシュ大学のISPに提出する |
学生ビザが14日しかない、もしくはeVALが移民局に承諾された場合 | 学生ビザのキャンセルのために、パスポートをSunway CollegeのInternational Officeに提出する |
以下、それぞれ詳しく解説します。
進学先の大学側ですること
学生ビザ更新前にしておくこと
条件付き合格をもらおう
まず、当たり前ですが事前に(1学期目の成績が出た後)モナッシュ大学からのConditional Offer(条件付き合格)を事前にもらっておきましょう。
Monash University Malaysiaのホームページの申し込みページから、指示に従って登録を進めていきます。
具体的にはMyApps portalというモナッシュ大学のポータルサイトにアカウント登録をして、自分の進学したい学部や入学時期を選択する流れになります。
一応こちらは学校でも説明会を開いてはもらえますが、サイトの指示通りに入力するだけなので自分でやったほうが早いと思います。申請料はかかりません。1ヵ月程度経つと、メールで合格通知が送られてくると思います。
基本的に条件を満たしていれば落ちることは無いと思いますが、Conditionalなので2学期目の成績で基準を満たせなくなると進学できなくなります。気を付けましょう。
こちらはいつが締め切りなのかは分かりませんが、7月入学の場合遅くとも3月中には申し込んでおいた方がいいのではないかと思います。
Offerを受諾して、ビザの申請フォームを提出しておこう
無事条件付き合格がもらえると、もらったConditional Offerに色々指示が書いてあります。その指示通りにオファーの受諾を進めていきましょう。
まずは期限までに一時金を支払います。私の場合はInitial Feeとして4,815RMを入金する必要があり、その後に送金したレシートをFinancial Officeに送りました。
次に、こちらのページにあるformに情報を記入しましょう。この写真の部分にフォームがあります。
こちらは7月入学の場合、5月上旬までに記入しておく必要があります。色々質問事項で分かりづらい部分があると思いますが、どうやって入力するのか分かりづらい部分を説明しておきます。
- Latest academic transcript (Format: PDF only and Max file size: 1000KB) *
-
こちらはMUFYの最終成績の証明書をアップロードする部分です。
ただし、このフォームを記入する段階ではまだ完全な成績は出ていないので、一学期目の成績のスクショなどを添付しておきましょう。後ほど成績が出た後に連絡があるそうなので、大丈夫です。
- Please specify the preferred Malaysian Embassy located in your home country to apply for Single Entry Visa (SEV). If your country doesn’t require an SEV, please fill in ‘None’. *
-
こちらもEmbassy of Japan in Malaysiaとでもテキトーに入力しておきましょう。こちらもSEVに関しては必要が無いそうなので、回答はどうでもいいとオフィスの人が言っていました。
- Category *
-
Sunway CollegeからMonash University Malaysiaへの進学となるので、Progression from other institution in Malaysiaにチェックを入れておきましょう。
- その他の質問
-
最後に
- Release letter signed by the Manager / Director of International Office of your previous institution *
- Attendance report and certificate of completion *
- Cancelled Student Pass page *
こちらもまだ準備できないと思いますので、現在のパスポートにあるSunway Collegeの学生ビザの写真でも添付しておきましょう。
基本的には、自分で完全に分かる情報は正確に記入し(生年月日など)、それ以外のまだ不明な部分や用意できていない書類はテキトーなものをアップしておけば大丈夫です。
オフィスの人にも確認したのですが、フォームの記入段階では解決できない問題はMUFYを卒業して書類の準備が整った時点で正式な手続きを進めていく(随時連絡がある)そうです。そのため、とりあえず期限までに仮で出しておけば大丈夫だとのことです。
学生ビザ更新の手続き
こういったビザの手続きを行うには、そもそも大学からの正式なオファーが必要になります。
2学期制のMUFYの場合はこの段階で1学期目の成績は既に出ていますので、そちらの成績を利用して大学から条件付き合格をもらいます。
ただし、あくまで2学期目の成績も条件を満たしていた場合のみ正式なフルオファーがもらえることになりますので、最後まで油断は禁物です。条件を満たしていなかった場合は留年というか、3学期目も履修することになり、新しい申請(3ヵ月かかる)を行う必要があります。
そして、MUFYの場合は履修科目によって日程は異なりますが大体は5月の中旬ごろに最終試験があります。
その結果発表は6月13日になります(2024年の場合)が、それまでは何もすることはできないのでとりあえず待ちます。
逆に、結果が出るまではいかなる学生ビザの申請、更新手続きも行ってはいけません。(前セクションのフォームのみ行う)
大学側からは何度も6月13日に成績発表と言われていましたが、実際には6月12日に公開されました。
順調に行くと、大学からのオファーレターは6月18日に発行されるようです。Full Offerを期限までにAcceptしましょう。
大学側からは何度も6月18日にオファーが来るよと言われていましたが、実際には6月13日にオファーが来ました。テキトーな国ですね。まあ早いだけいいけど。
また、私の場合、メールが来たのが6月13日なのにバグでOffer Lapse Date(オファーの受諾期限)が13日に設定されていました。本来は21日までのはずで、大半の人はそうなっていましたが、技術的なバグ(?)で私を含め何人かの留学生のオファー受諾期限が誤って記載されていたそうです。
こちらは、オファーのメールに「Offer Lapse Dateが間違っています」と一言返信しておけば良いよ、と言われました。テキトーな国ですね(二回目)。
受諾の詳しい方法はこちらのページを見れば分かりますが、大まかには
- Acceptance Form
- Initial feeのレシート
- (人によっては)奨学金の受諾フォーム
を揃えて、ISP Help Deskにオンラインで提出すればOKです。
オファーを受諾するためには一時金を払うように指示があります(通常の留学生:RM4,815.00, インドネシアの留学生:RM5,940.00)。
しかし、普通はConditional offerを貰った段階で一時金を払っていると思いますので、そちらのレシートを再提出すればOKです。
Acceptance Formも同様に一度提出したものがあると思いますが、基本的に内容は変わりませんので、サインの日付だけ変更して再提出するのが楽かと思います。
また、この段階で奨学金の有無が分かります。
私はMUFYの総合成績が89%以上だったのでMonash High Achiever Awardという奨学金をもらえることになりました。一学期事に5000RM、卒業まで成績75%以上をキープするとずっともらえるため計100万円ほど貰えるものになります。
そして、こちらの奨学金の受諾オファーも同時に届くので、サインしてAcceptance Formとレシートと一緒に提出しましょう。
オファーを承認したら、6月21日までにこれらの書類を揃えてモナッシュ大学側に提出しましょう。
- Year 11 official certificate (O-Levelや日本の高校卒業証明書など)
- MUFY official transcript and certificate
- 表紙を含むパスポートの全ページのコピー
- Health Declaration Form(特に重大な病気にかかったことが無い場合は全部Yesにチェックを入れておけば良い)
- Release Letter and Attendance Report(Sunway側のInternational Officeからもらう)
- パスポートサイズの写真
といいつつ、こちらは「学生ビザ更新前にしておくこと」という前セクションの「Offerを受諾して、ビザの申請フォームを提出しておこう」という部分で書いたこちらのページにあるformと同じものです。
基本的にはこの段階で既に新しい学生ビザの申請フォームは一度提出してあると思いますので、特に何かする必要はありません。
逆に、この段階で申請は始まっていますので、一度提出したフォームは変更しないほうが良いと言われました。あとはMonashからのメールを待ちましょう。
印刷とかが必要な書類はこんな感じで揃えられます👇
MUFY official transcript and certificateは7月以降にしか発行してもらえませんので、その後MUFY Officeに取りに行くようにしましょう。私は2024年の6月2日~4日の9:00am~12pm、もしくは2:00pm~4:40pmにMUFY Officeに取りに来るように言われました。
こちらではSemester 1のみの成績証明書、Semester 1&2の成績証明書、卒業証明書の3種類がもらえます。コレクション番号が記載されたメールが直前に来ますので、その番号を控えて、かつ学生証を持っていくようにしましょう。
ちなみに、こちらは用意ができるとMUFY側が勝手にモナッシュ側に提出してくれますので、厳密には提出する必要はありません。
それと同時に、Full Offerを手に入れることができたら、Sunway College側で現在保有しているビザのキャンセル手続きに移るためにパスポートをSunwayのInternational Officeに提出します。
現在保有している学生ビザはファウンデーションコースのものになるので、こちらのビザをキャンセル(破棄)して新たに学部のビザを入手するというわけです。ここのプロセスだけはファウンデーションコースの大学側で行いましょう。
モナッシュ大学側からの説明では学生ビザが14日しかない、もしくはeVALが移民局に承諾された場合にこちらのプロセスが行われると書かれていました(原文ママ↓)。
If your student pass has only 14 days of validity or eVAL is approved by the Immigration Department.
これだけ見るとこれに該当しない場合は省略できるプロセスなのかと思ってしまいますが、基本的には7月入学で入ってきた留学生はキャンセル手続きを行うことになります。
このステップが始まるとマレーシアから出ることはできません。まずは
- 30日以上の有効な学生ビザ
- 正式なオファーレター(申請から2ヵ月以内に入学のもの)
- 母国に帰国するためのフライトチケット(一旦帰る場合はeチケットの番号と支払い証明書)
が必要になり、ビザのキャンセルには2週間程度かかるようです。ここで学生ビザの有効期限が30日を切っておりかつ母国に帰りたい場合はスペシャルパスが発行されます。スペシャルパスの発行のためには提出時から25~27日以内のフライトチケットが必要になります。
ビザのキャンセルに必要なステップは「Sunway Collegeの卒業に必要なもの」セクションをご覧ください(複雑なので飛び飛びで申し訳ありません)。
ビザのキャンセルのためのRelease LetterをSunway大学側からもらったら、すぐにISPのヘルプデスクに提出しましょう。するとこのようなメールが来るので、とりあえずは一安心です。
また、ビザのキャンセルのステップが完了してサンウェイ大学側からパスポートが戻ってきたら、すぐにモナッシュ大学にパスポートを渡して学生ビザの申請を行いましょう。
2週間くらいするとメールでSunwayのInternational Officeにパスポートを回収しに来るように言われます。パスポートを受け取ったらこちらのフォームに記入をし、以下のものをもってモナッシュ大学に直接パスポートを提出しに行きましょう。
- パスポートの写真3枚(3.5cm x 4.5cmで白背景、口は閉じていて自然な顔、メガネは外して暗い服装をしていること):裏側に自分の名前とモナッシュの学籍番号を書く
- RM300.00
ちなみに、フォームにはこのようにNew studentかCurrent studentかを選ぶ部分がありますが、この場合はNew studentとして提出すればよいそうです。
パスポートを預けるとこちらの証明書が貰えますので、保管しておくようにしましょう。
これらのプロセスを経て移民局から承認が下りると、学生ビザが下りるはずです。
学生ビザが下りたらめでたく学部入学となります。それまではこのEMGSという移民局のサイトで自分の申し込み状況を追跡できるので、随時確認しておきましょう。
パスポートをSunwayに預けた段階では15%
パスポートをモナッシュ大学に提出した段階では35%となっているはずです(たまに違う人がいるらしい)
最終的には、ステータスが緑色(70%)になったらOKです!
マレーシアのビザ申請にはパスポートの残存期間が18ヵ月以上ある必要があります。有効期限が残り少ない人は、マレーシアにある日本大使館などを訪れて事前にパスポートの更新をしておきましょう。
もしパスポートを新しくした場合は、古いパスポートに張り付けられている学生ビザの書類を新しいパスポートに移すTransfer endorsementという手続きに約2週間かかるので、注意が必要です。
ステータスが70%になると、健康診断に行くように学校から指示があります。どこの病院でもいいわけではなく、基本的に政府から指定された病院のリストから選んでいくことになります。
料金はかからず、
- 尿検査
- 身長、体重
- 目の検査、色覚検査
- 血液検査
などをやります。混んでいないと30分くらいで終わりますが、混んでいると何時間もかかったりします。
検査を受けたらその証明書が病院からもらえるので、そちらを学校に提出して、あとは待つだけです。
一か月ほどするとビザのステータスが100%になり、無事に学生ビザが下ります。やったね!
実はこれで終わりでなく、iKadというものももらえますので、もらっておきましょう。
こちらはマレーシアの中でパスポートの代わりの身分証として機能するクレジットカードサイズのカードのことで、非常に便利です。私もパスポートの代わりにこちらを持ち歩いています。
ビザが下りてから1~2ヵ月するとこちらももらえます。
ファウンデーションコースの大学側ですること
また、これとは別にSunway College自体を卒業するために、以下の記入が必要となります(これは私のSunway College独自のものです)。
- Student Status Modification Form(Manual Formとe-Formがある)
- Release Form
こちらはビザのキャンセル手続きに必要となるステップでもありますので、モナッシュ大学側の手続きと併せて、オファーレターをもらったらすぐに同時並行で行っていきましょう。
Student Status Modification Form
略してSSMFと呼ばれるので、以下SSMFとします。これらの手続きはFull Offerが手元にあればできるので、早めに行うようにしましょう。
- 紙で提出
- e-Formを提出
- Manual Formを提出
の三つのやり方があります。
紙で提出する方法
まず、紙で提出する方法です。International Officeで紙のコピーをもらうことができるので、それに従って記入をしていきます。
ただ、紙媒体で提出するには先生のサインが必要だったりと面倒なので、以下のやり方でオンラインで提出をするほうが良いと思います。紙で書いた場合はSunway Collegeの3階にあるMUFY OfficeにいるMs. Edithにサインをもらいましょう。
オンラインで提出する方法
次に、e-Formについてです。サンウェイの学生なら分かると思いますが、こちらはiZoneから入手できます。
iZone > Select “Services” > Select “eForms” > Select “Student Status Modification Form” > Select “Completion”
Manual Formに関しても同様に”eForms”から確認できますが、やり方は同じなので省略します。
迷いそうな項目
記入方法で迷いそうな部分がありましたので、私の記入した例を提示しておきます。
ちなみに、Manual formはなぜか一度チェックを入れると取り消せなくなるバグ仕様のPDFファイルなので、よく見て編集するようにしましょう。ミスって変な所をクリックすると最初からやり直しになります。
- STUDY STATUS PARTICULARS
-
MUFYを終えているので、Completionを選択。
- REASON(S) (Please choose the most applicable reason)
-
Transfer to Other Institution (Articulation Arrangement)を選択。同じTransferでも、Non-Articulation Arrangementのほうは選択しないこと。
機関名にMonash University Malaysiaと記入し、あとは学部を入力。文字数が長すぎてうまく表示されない場合はBachelor~の部分をBACと略して良いらしい。
- REFUND PARTICULARS
-
寄付をしたり小切手で受け取ったりしてもよいが、トラブルが多いためBy IBG/ Telegraphic Transferを選択しておくのがおすすめ。
only applicable for overseas bank accountとは書かれているが、普通にマレーシアの銀行を入力して大丈夫。というか、国際送金をゆうちょ銀行とかにやってトラブるのも嫌なのでそうしたほうが安心だと思う。
私はMaybankの口座を入力し、Swift CordはMBBEMYKL、IBAN No./BSB Code/ IFSC CodeはMBBEMYKLXXXとした(ネットでこのコードは調べた)。
【留学・移住】マレーシアの現地の銀行口座(Maybank)開設方法!QR決済が便利! | Rayの海外生活ノート in… マレーシア留学をする際、普段のショッピングや生活に使うためのお金を預けておく銀行口座が欲しい!という人も多いと思います。そんな人は、ぜひMaybankの銀行口座を開設… - その他の質問
-
e-FormでCompletionを選択すると次の画面でReasonsを聞かれるが、この場合はOthersを選択して、「Complete MUFY study, and enter Monash University」などと理由を書いておけば良い。
提出方法
どのやり方にしろ、提出する際にはSupporting Documentsとして以下の書類が必要になります。
- パスポートの顔写真のある情報ページ
- サンウェイカレッジの学生ビザのページ
- 最新の出国スタンプがあるページ(母国/滞在国に戻る場合。日本に帰っていない場合は不要)
- 次の教育機関からのオファーレターもしくは確定した航空券
これらを揃えて、以下の連絡先に提出しましょう。
- 紙の場合:紙のコピーを持ってInternational Officeに突撃!
- Eメールの場合:SSMFと添付書類を intadmission@sunway.edu.my まで
- e-SSMFの場合:すべての添付書類をポータルにアップロード(PDF形式、サイズ2MB以下)
Release Form
先ほども書いたようにMUFYの学生はサンウェイカレッジの学生ですが、これから他の教育機関(モナッシュ大学)の学生になるためこちらのフォームの記入が必要になります。
また、Release Formについては、International OfficeがSSMFの提出後にリクエストを行ってくれるようです。正確にはSSMFが承認された後(数日かかる?)にこちらのプロセスを行ってくれるようです。私の場合はeFormを提出したのですが、iZone上で1~2日後にAPPROVEDとなり承認されていました。
Release Formはオンライン上での提出ができませんので、紙をInternational Officeに取りに行って記入して提出しましょう。
SSMFの承認後にオフィスから連絡があるので、それまでに以下のものを揃えておくようにしましょう。こちらの申請には約3営業日かかるそうです。といいつつ、大体は一日くらいするとメールでRelease Letterが送られてきます。
- モナシュ大学マレーシア校からのフルオファーレター
- 最新のUnofficial Results (Monash portalでオンラインで見られる)もしくはMUFYのOfficial Transcript and Completion Certificate
- 最新のAttendance Report
成績はMonash portal上のAcademic recordから見れます。
ただ、現在バグでPrintable Versionというボタンを押しても表示がされないことがありますので、そういった場合は画面のスクショを上手いことPDFに変換するか、Monash portal上のWES > Current students > Unofficial academic recordから結果を入手して、提出しましょう。
Attendance ReportはMLearn上のProgramme Page > Submit Request / Download Forms > Request for Attendance Record Letter、もしくはInternationl Officeで受け取れます。
また、これと同時にApplication for extension of Visit Passという書類も出す必要があります。こちらもSunway CollegeのIOで紙をもらえます。
こちらは名前を書いたり学生ビザの有効期限を記入するだけなので特に困ることはないでしょう(チェックの付いている部分だけ記入すれば良いそうです)。
これらの書類を提出するとRelease LetterがSunway側から自分のメールアドレスに送られてきますので、👆のセクションのSTEP5の手続きを行いましょう(飛び飛びですみません)。
このRelease formとApplication for extension of Visit Passを提出する際にはパスポートも預けなくてはいけなくなりますので、事前にこれらの方法でパスポートのスキャン・コピーを取っておくようにしましょう。
ビザのキャンセルの際にはパスポートを提出する必要があります。提出後はパスポートを預けた証明書をもらえますので、大学側からメールが来た後にそちらの証明書と引き換えに回収しにいくことになります。2週間ほどかかります。
留年してしまった場合
2学期目の成績が大学入学の基準を満たしていなかったりした場合は、3学期目も継続してMUFYを履修することになります。その場合は学生ビザの更新手続きが必要になります。
更新手続きにはCollect Renewal Formを学校から受け取った後、記入済みのフォームを学校のプログラム管理者に提出し、以下の書類をもらいます。
- Attendance report
- Result transcript
- Supporting letter
それと並行して
- Passport copy
- 2 photo
- EMGS fees
- Insurance fees
自分で用意して、これらが全て揃ったらパスポートの原版と共にInternational Officeに提出します。キャンセルの手続き自体には3ヵ月(移民局に提出してからは3週間)程度かかるそうです。
もちろんこの手続きの間にマレーシアから出国することはできません。
ビザ申請の注意点
帰国はできる?
結果発表までの間、つまり試験終了後~6月13日前後までの間であれば日本に帰国することができます。最大でも3~4週間程度ですね。
オファーレターをもらうまで、つまり6月18日までは理論上は帰国していても問題ないはずなのですが、例年トラブルが発生するようなので、できれば13日前までには戻ってくるようにとの指示がありました。
ただし先ほども書いたように普段のように気軽に帰ることはできないようです。日本人の先輩から話を聞くと、例年帰国しない人のほうが多いそうですが、中にはする人もいるようです。
私の周りの友達に話を聞くと、大体の人はこの夏の間は帰らない!という人が多かったです。高校卒業後にファウンデーションに直で来た人は冬の成人式で帰国する人も多いと思うので、夏には帰らないのかもしれません。
帰ることのできる期間も少ない上に手続き上何かあると困るので、個人的にはあまり日本には帰らないほうがいいんじゃないかな~と思いますし、私も多分帰りません。ただ、帰ろうと思えば帰れるということだけお伝えしておきます。
スケジュール、キツキツ過ぎん?
MUFYの結果発表は6月13日で、学部入学は7月中旬。つまり、これらの手続きを1ヵ月程度で行う必要があります。
一応2週間で手続きは完了すると大学側からは言われましたが、ここはテキトーな国マレーシア。3週間かかったり1ヵ月かかったりすることもあります。
実際に学部入学の時点では学生ビザが下りていなくて困った!という学生も例年たくさんいるようです。
特にオリエンテーションが始まっても学生ビザが下りない人の場合履修登録ができないので、全然やりたい授業が取れなかった…なんて話も聞きます。
というか、毎年そうなると分かっているならMUFYも学部も大学側、もしくは移民局が何とかするべきだと思うんですよね。どうして毎回同じようなことを繰り返しているのか理解できません。
やはりMUFYと学部の授業の行われている大学が違うことが関係して、うまく連携が取れないのかもしれませんね。
このあたりは不可抗力なので、移民局と大学のスムーズな手続きに任せるしかありません。書類の再提出なんかがあると間に合わずに次の10月入学になってしまうこともあるようですので、そこだけ自分で気を付けましょう。
悪徳エージェントに注意
大学側から注意喚起があったのですが、WhatsApp(マレーシアのLINE)などで変な業者が学生ビザの申請代行を持ちかけてくる詐欺があるそうです。
大学側からの公式な連絡以外にそういった変なWhatsAppグループは存在しないそうなので、もし「1万円でビザの申請してあげるけど、どう?」などと言った誘いがあれば断るようにしましょう。
連絡先
これらの学生ビザに全般に関して相談したい場合はIO Visa Team
- intvisa@sunway.edu.my
- +603 – 7491 8622, Ext. 3831 / 3830
Student Status Modification FormとRelease Formに関することはIO Admission Team
- intadmission@sunway.edu.my
- +603 – 7491 8622, Ext. 3824 / 3825
まで、どちらも平日の8:30AM – 5:30PMの間に連絡しましょう。
もしくはモナッシュ大学側に相談したい場合はこちらまで。
- +603 – 5514 6070
- https://isphelpdesk.monash.edu.my/
- Building 2, Level 1
終わりに
今回は学生ビザの更新の手順について、ファウンデーションコース→学部の場合ではありますがまとめてみました。
一度説明を聞いた上に配布された資料を読みながら記事を書いてみたんですが、それでもよく分からないところがあったので、これをやって学部に入学するだけでも一苦労ですね💦
もし分からないことがあれば、必ず大学の人に直接問い合わせるようにしましょう。
また、MonashとSunwayの連携がうまく取れていないので、お互いが「向こうの大学に聞いてください」と仕事を擦り付け合うことがあります。こういう時は基本的にモナッシュ大学側の言うことを聞いておいた方が良いと思います。
というか、移民局の人も仕事が遅くて手続きも雑なので、本当にそういうところは困った国だなと思います。
一応やり方は知っているものの、2024年4月現在では私自身もまだ申請は開始していないので、また申請後に分かったことなどがあれば追記しようと思います。
また、学生ビザの更新についてはモナッシュ大学のゆうなさんも動画にされていたので、興味のある人は見てみても良いかもしれません。この方はパスポートの更新が関係してトラブルになったようです。