留学経験者の話を聞いていると、必ずと言っていいほどホームシックの話題は出てきますよね。
私の場合は留学を始めてから半年以上経つ今でも全然ホームシックになっていないのですが、周りにはメンタルをやられてしまった仲間もいました。
そのため今回は、自身の経験を踏まえて、海外大学生のホームシック事情やどういう原因で精神状況が悪化するのかを解説していきたいと思います。
渡航前のメンタル
こちらの記事でも書いたのですが、私は渡航前にモチベが下がっていて泣きそうになることがありました。
自分の人生について後悔があったり、初めての海外一人暮らしということで不安になることが多かったからです。
家族との別れが寂しいからという理由ではないのでホームシックとは少し違いますが、渡航前は正直海外に行きたくないという気持ちが大きかったですし、精神状況はかなり悪かったと思います。
留学中のメンタル
ただ、いざ留学生活が始まってからはワクワクした「いっちょ、やってやるか！」的な気持ちが強く生まれたため、メンタルは急激に回復しました。最初の数日間は緊張感も相まってそのようなメンタルになる人が多いようです。
ただ、ある程度生活に慣れてきた頃、具体的には最初の1ヵ月が過ぎる頃がホームシックの山場になります。
経験則にはなるのですが、どういうわけか留学を始めてから1ヵ月目でメンタルがやられる人が多かったです。何人か泣いている人もいました。
ホームシックになっている人の割合に男女差はほとんどなく、逆にメンタル強そうな感じの人（スポーツマン風の人とか）のほうが意外にも精神をやられていました。それに伴い、男子だと体調を崩してしまう人、女子だと一人で悩みを抱え込んで泣いてしまう人が多かった印象があります。
こういった精神状態になってしまうと一時的に課題に手が付けられなかったりする人もいて大変そうでしたが、少し時間が経つと状態も回復した人が多かったです。
ただ、マレーシアの場合は全体的にメンタル病んでいない人が多かったです。ホームシックになるかならないかは個人によるところが大きいのだと思います。
私はと言えば、ホームシックというほどでもありませんがたまーに実家のご飯が恋しくなることはあります笑。
日本食が恋しいというより、実家で使っていた食材と調味料で味付けしたハンバーグとかがふと食べたくなります。食材や調味料、調理環境まで再現することはできないので困りました。おふくろの味ってやつですね。
渡航後のメンタル
ホームシックとは関係ありませんが、他の方の留学体験談を見てみると、たびたび留学が終わった後に「留学が楽しかったので、まだその国にいたい」「せっかくできた友達と離れたくない」という理由で悲しくなる人はいるようです。
確かに修学旅行とかが終わったあとの帰りのバスとかだと寂しい雰囲気があるので、それに似た感じなのかもしれません。私もマレーシア留学から帰るときに寂しくなったりするんでしょうか。体験してみないと分からないですが…
少なくともマレーシアから一時帰国する人は「やったー！日本だ！」みたいな感じでウキウキの人が多いです笑。
メンタルを病まないためのマインドセット
前提として、行きたくない気持ちがどうしても強いのであれば、無理して留学に行かなくてもいいとは思います。
私の場合は、飛行機のチケットを取ったあたりから留学が現実味を帯びてきて不安が襲ってきました。一度お金を払ってしまったら流石にもったいないので行くしかありませんが…
ただ、私のように到着した瞬間にモチベが復活するタイプもいるとは思いますが、留学先で本当に鬱になってしまうタイプの人もいるようですので注意は必要だと思います。
ただ、留学をした後の自分を想像してみてほしいです。英語やその他の言語がペラペラになっているかもしれないし、友達もたくさんできているかもしれない。サバイバル能力がとんでもなく高まっていると思います。
これほどまでに成長できるチャンスは人生であまりないと思うので、悲観的に考えずに全部将来の自分のための投資だと思えば自然とメンタルも回復するかと思います。
また留学中のメンタルケアとして、悩みを相談できる友達や家族の存在も大切です。
どうしても辛い時、耐えられない時はあると思うので、電話や会話で悩みを打ち明けられる仲間は必要です。留学中とは言っても、ありのままの心境を吐き出せるのなら日本人の友達でもいいと思います。
泣きたいときは思いっきり泣けばいいですし、我慢しすぎて心も体も壊してしまう前に解決できるのならそれが一番です。何かしらのストレス発散方法を見つけることができれば、きっと留学生活もだんだん楽しい方向に向かっていくはずです。
