高校生の皆さん!大学の勉強は少し難しそうに感じますが、実は今から少し触れてみるととても面白いのでおすすめだよって話をします。
大学の範囲を軽く学んでみると自分の興味や将来やりたいことが見えてきて、ワクワクする発見がたくさんあるんですよね。私も高校生の頃そんなことをしていて良かったな~と思っているので、今回は自身の体験も含めて大学の学びに挑戦する楽しさとそのコツをサクッとご紹介します!
高校生の頃に大学レベルまで色々勉強してみた話
私自身は高校2年生の時に音響音声学や信号処理、言語学に夢中になっていて、学部レベルまで独学で勉強していたんですよね。教科書やネットの資料を読み進め、試行錯誤しながら学んだ結果、研究科学コンテストで全国1位になれたというわけです。
本はこういう感じのものを読んでいました。

その頃書いていたものとかは👇に置いてあります。


大学の範囲は難しいんですが、興味があれば高校生でも十分に楽しめます。今はChatGPTがあるので、そのハードルは下がっているはず。「私が高校生の頃はChatGPTが無かった」って言うだけで老人の感じが出てしまうのが恐ろしいですね。
好きな分野を深く掘り下げるワクワク感は受験勉強とはまた違った楽しさがあります。

大学の範囲に触れると、興味がハッキリする
大学の勉強を少し学んでみると、自分の「好きなこと」や「向いていること」がとても明確になります。
例えば、数学が好きでも、受験勉強の数学と大学でやるような数学のどちらが面白いかは、実際にやってみないと分かりません。実際、私は👆の経験を持ってコンピュータサイエンスへの興味が明確になったので、自信を持って大学進学をすることができました。
内容を完璧に理解できなくても大丈夫です!というか、私もできてません笑。
大学の学問がどんな雰囲気なのか、どんな問題を扱っているのかを感じるだけでも、将来の進路を考えるヒントになります。
色々な分野を試して、自分にピッタリの「これだ!」を見つけてみるのが大事です。

おまけ:大学数学を勉強するのにおすすめな方法
大学レベルの数学に挑戦したいなら、YouTubeチャンネルの「ヨビノリ」がとてもおすすめです!
ご存じの方も多いかと思いますが、微分積分や線形代数などの大学数学を分かりやすく解説してくれているチャンネルです。たまにある、面白くないボケが中毒性があります。
動画は初心者向けで、難しい概念も丁寧に説明してくれるので、高校生でも無理なく学べます。まずは興味のあるテーマの動画を1本見て、大学の数学の楽しさに触れてみてください!

個人的にはグラフ理論の動画が助かりました。
本で勉強したい人には、『高校生からわかる○○』シリーズがおすすめ。
- 統計解析
- フーリエ変換
- 複素解析
の3つが現在出版されています。おすすめポイントはこんな感じ。
- 1ページあたりの分量がちょうどよい:各ページが適切な情報量で構成されており、無理なく読み進められます。
- 配色が目に優しくて見やすい:デザインや色使いが工夫されており、長時間の学習でも疲れにくいです。
- 数式の変形をこれ以上ないくらい丁寧にやってくれている:数式の展開や変形が詳細に解説されているため、理解しやすいです。
こちらについては別の記事で詳しく紹介しているので見てね!


終わりに
というわけで、高校生のうちに大学の範囲を少し学んでみると、新しい世界が広がって自分の興味や可能性に気づけるよっていうお話でした。
内容は完璧に理解しようとしなくてもいい(というか私もできていない)ので、気軽に挑戦してみてください。
ただし、大学の勉強に夢中になりすぎるのは気をつけてください。
正直、大学範囲を学んだからといって大学受験で直接有利になるわけではありません。受験勉強がおろそかになると本末転倒なので、バランスが大切。大学の学びは「趣味」や「好奇心を満たすもの」として楽しむくらいがちょうどいいです笑。