マレーシアに留学してから人間関係が楽になった話

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マレーシアの大学に入ってから(というより高校を卒業してから)世界って広いんだなということを実感しました。

高校までは周りの人間が全てかのような世界で生きてきましたが、今となっては思っていたよりも人間関係って狭かったんだなということに気づいたので、その話をしてみようと思います。

この記事で言いたいことを最初に書いておくと、

  • 高校は人数が多いようで、実は狭い
  • 高校を卒業すると社会の中で関わる人が増えて、色んな人生の在り方に気づく
  • 大学は無限に人がいるし、クラスっていう概念もないから広い
  • そうなると、合わない人とは高校以上に関わる必要がなくなって人間関係がより自由になる
  • 留学に来ると一旦人間関係がリセットされるので気楽になる
  • マレーシア人は日本人よりも気楽に生きているのでこちらも気が楽

ということです。もう少し詳しく書いてみます。

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目次

高校と大学の人間関係の違い

中学でもいいですが、高校って一学年だけでも結構な人数(大体の学校は200人位?)がいると思います。毎日全員と顔を合わせるわけではないので、かなりの人数のように思いますよね。私も高校生の時はそう思っていました。

ですが、大学に入ってみると結構ちっぽけな閉ざされたコミュニティだなと思います。高校だと、理科や社会の科目選択は多少あれど基本的にはクラスでまとまって行動しているし、なんだかんだ学年でも大体の顔は知っていますよね。

高校時代は自分の好きな人、気が合う人とだけ関わっていると自分では思っていました。ですが、今振り返ってみると、意外と縛られた狭い環境での、周りからの目を気にした付き合いだったのかなと思います。
人数が少ないので、特定の人と仲が悪かったりすると人間関係がうまく回らなくなるということを無意識のうちに思っていたのかもしれません。

それに対し、大学は本当に数千人規模、場合によっては万人単位で学生がいることもザラではないです。また、そもそも高校でいう「クラス」みたいな概念がありません。

だから、人間関係、友達作りという世界に限って言えば無限の広さに見えます。

なんというか、人間関係は何もしないと浅く広くのままになります。そのため、ちょっと気が合わない、面白くないかもという人がいたら嫌いとかではなく自然と関わる頻度が減っていきます。

その結果、気づいたら自分の周りには自分とって居心地のいい人ばかりが集まっていることになり、人間関係が楽になります。

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マレーシア留学による人間関係の変化

先ほどの話は日本の大学でもそうだと思いますが、私の場合は海外の大学に進学したため

  1. 日本の高校までの友達
  2. マレーシアでできた日本人の友達
  3. マレーシアの現地の友達
  4. マレーシアでできた留学生(外国人)の友達

と4つのグループの人間関係に所属していることになり、気楽に行動できます。

地元の大学なんかに進学した場合はある程度友達同士のグループで関係性が依存、影響してしまうこともあるかもしれませんが、私の場合は特にこれらの4つの友達グループは独立していて互いに影響しないので、もしどこかと馬が合わなくなっても他のグループに居場所があります

これに加えてマレーシア人の国民性がストレスを軽減してくれている気がします。マレーシア人の気質は「感情に素直に、テキトーに生きている」という一言で表されると思います。こちらに留学しに来ている外国人も、大体似たような性格をしています。

感情に素直というのは、何か目立っている人がいたときに褒めてあげられるかどうか、などがその例です。

例えば日本のSNSなんかだと、凄いことをしている人がいた時に嫉妬から誹謗中傷を言ったりする人が多かったり、変に恨みを買うことがあると思います。

ですが、マレーシアの人は凄かったら凄いねと言ってくれるし、何か意見を求めた時にも意地悪な感情で話をしているような人はいません。人の幸せを素直に喜んでくれます。逆になんならSNSのアイコンも自撮りのドアップだったりして、自分をさらけ出すことに対してあまり抵抗がない感じです。

テキトーというのは、南国気質の国民性という意味です。みんな仕事中にスマホを見ながらダラダラしていたりもするし、多少のトラブルがあっても寛容でOK, OKと言って済ませてくれるような人も多いです。

細かいことを気にしないで生きている人たちなので、自分も何かあってもまあいっか~という気持ちで生きられます。このあたりが割と人付き合いにおいて結構楽なんです。

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社会は思っているより広い

あとは高校を卒業してバイト、インターンをするようになり、社会に一歩足を踏み入れたことによる価値観の変化もあります。

それまで、高校の校風も相まって、良くも悪くも高校卒業後は四年制大学に進学することが当たり前!みたいな環境で過ごしてきました。基本的に勉強や部活、習い事程度しかすることがない人生でした。

ですが、社会の人を見てみると

  • 高校を卒業してからすぐに働いている人
  • 学生のうちに自分で会社を作ったため就活を経験したことが無い人
  • 投資で生きていて働いたことが無い人
  • 大学に行くための資金を自分で働いて溜めている人
  • 世界を旅しながらパソコン片手に仕事をしている人

などがいて、本当に一人ひとり違った人生の在り方があるんだなと思いました。これによって変に自分の人生のルートを縛らなくてもよいのだということに気づきました。

ここまで書きましたが、私は別に中学や高校での人間関係に特に困ったことはありません。特に友達作りでトラブルがあったわけではありませんし、なんだかんだ円滑に友達とワイワイやれていたと思います。

それでも大学に入ってからは今まで以上に友達を選び放題なので、その時以上に気分的に楽だなと感じています。

もちろんアルバイトをしたり大学に入学したレベルでこんな感じの発見があったので、本格的に社会に出てみたらさらに広い世界が待っているのだと思います。もし何か人間関係に困ったりストレスを感じることがあれば、環境を変えてみて視野を広くしてみるのもいいかもしれません。

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