みなさん、実家を出てから家族との交流はどうしていますか?
家族とはほとんどの場合大人になるにつれて離れていくものではありますが、離れたばかりだと寂しさを感じる人も多いのではないでしょうか。特に海外となるとお金も時間もかかってしまうため簡単には実家に顔を見せに行けませんよね。
とはいえ手紙やメール、LINE、電話など様々なコミュニケーションツールがありますから、何をどのように使うかの工夫によってはまるで家で一緒にいるかのような心理的距離をとることもできるかもしれません。
そこで一例として私の家族との時間の取り方を紹介します!
この記事のライター:みやこ(インタビュー記事)
海外進学実績なしの公立高校出身の現モナッシュ大学ファウンデーションコース(MUFY)生です。
これまで海外経験はありませんでしたが美味しいご飯や良い天気に支えられて元気に頑張っています。
お気に入りのマレーシア料理はチキンライス、雨が降っても傘はささないタイプです。
ホームシックと娘ロス
私が渡航をしてからすぐの頃、私がホームシックになったのは言うまでもないのですが、家族もまた私がいなくなった寂しさを感じていたようでした。
海外へ行くことについて全く反対せず明るく送り出してくれた家族だったのですが、実際離れてみると家庭の雰囲気は少し寂しいものとなっていたそうなのです。
我が家は私が長女ということもあり、子が家を出るという初めての経験になかなか慣れなかったようで、母からのLINEでの家の雰囲気の報告からその様子がひしひしと伝わってきました。
そこで最初にやってみたのがビデオ通話。お互いの姿や部屋の雰囲気が見られるので一緒の場所にいるかのような気分となり少し寂しさが和らぎました。
それ以降頻繁に行われるようになり、今となっては習慣化しています。
疑似リビング
最初の頃は顔を見て話すためにビデオ通話が行われていたのですが、やがて愛犬の寝姿、私の好きなアイドルが出ているテレビなど実家で過ごしていた頃の私がリビングで見ていたものをカメラ越しに見せてくれるようになりました。
そして現在では週一回のビデオ通話でのティータイムが開かれるようにまでなっています。のんびりとして、いつも2~3時間ほど話しています。
我が家にはもともとティータイムの習慣がありその影響で家を出てからはお茶やお菓子をひとりで飲んだり食べたりというのに違和感がありました。
なので家を出てからはあまり間食を取っていなかったのですが、今となってはスーパーマーケットで買い物カゴにお菓子は欠かせません。
家族と私とお互いに飲んでいるものや食べているものを紹介し、気になると言われたものは帰省の際のお土産にすることも。
実際に冬のセメスターブレイクではこちらのチャムという飲み物を持って帰り、ときどきビデオ通話越しに同じ日に同じものを飲んだりしました!
4パック BOH Cham (ミルクティーティータリク + ホワイトコーヒー) マレーシアから輸入 (4 x 12袋)
また、お茶だけではなく一緒にご飯を食べることも。最近は餃子パーティーが開かれました。
これも実家にいた頃からあった家族のイベントで、料理をしたくないような疲れた週末を冷凍餃子とインスタント麺のパーティーで楽しく過ごすというものです。
こちらでも寮のコンビニに冷凍餃子が売っているためビデオ通話で参加できました。
もともと実家にいた頃から大好きだった餃子パーティーなのですが、家を出て自炊をするようになってみるとより良さを実感。
料理をしない週末のありがたさに楽しさが加わってとても良い行事だなと思い、それができる家族のあたたかさと実家で料理を作ってくれていた親への感謝を感じました。
また、食卓で行われるティータイムや食事ではまるで実家の食卓の椅子に座っているかのような気分がかなり深く感じられます。
時間が気になった際にうっかり寮の自室にも関わらず実家の掛け時計がある方向を向いてしまい、何もない壁を見て「あ、違う違う…」となってしまうことが多々起きるほど。
他の海外大生はどうしてる?
このように我が家ではビデオ通話越しに家族の日常にあった行事をやってみることで家族の時間を取り、お互いに寂しさを和らげています。
文章でのやりとり以上のコミュニケーションが取れたり、とても実家で同じ時間を過ごしているのに近い気分になれたりするのでおすすめです。
ちなみに他の留学生には
- 連絡はとっていない
- 家族のグループラインで会話
- 通話、ビデオ通話
- モーニングコール
などで家族と交流しているそう。
テキストでのやりとりは毎日、通話などは1~2週に1回程度の頻度の人が多いそうです。
ぜひみなさんの家庭でも参考にしてみてはいかかでしょうか!
私自身はあまり家族とやりとりしていなくて、本当にたまに母と電話するくらいですかね…