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日本で買ったApple製品がマレーシアで壊れた時の対処法【アップルストア】

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留学生には欠かせないパソコンやタブレットなどの電子機器にApple製品を使っている人は多いのではないでしょうか?

私もiPadを愛用しているのですが、以前スコールで濡れて使用できなくなってしまった経験があります。ただ、Apple正規店がマレーシアにはないため、修理のプロセスが少し複雑でした。

そのため、今回は日本で購入したApple製品がマレーシアで故障した時の対処法についてご紹介したいと思います。

この記事のライター:きういインタビュー記事

小中高と授業以外で英語に触れることのない生活を送っていました。
2023年3月に公立高校を卒業後、「海外経験なし」「英語力なし」の状態でなんとか2023年9月からHELP大学のFoundation in Scienceにコースに入学しました。

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目次

故障した機種と経緯

壊れた機種は使用歴2ヶ月半のiPad Pro 第三世代 11inchで、Apple care+を購入していました。

パソコンはMacbook、タブレットはiPadとApple製品を愛用しています。サポートが手厚いこと、全世界に店舗があり万が一故障してもすぐに修理が受けられることからAppleを選びました。

どちらも日本で買ってマレーシアに持って行ったのですが、大学から帰る途中にマレーシアでは日常茶飯事のスコールでリュックが浸水してしまい、タブレットの充電部分の水没で次の日には充電ができない状態になってしまいました

マレーシアにはApple正規店がない!?

故障が判明した時、学期のFinal examが迫っていたのですぐにApple care+のサポートを受けようと思っていました。

しかし、実はマレーシアにAppleの正規店は存在しません。

ただ、マレーシアではApple製品を購入できないのかといえば、そういうわけではありません。
正規店の代わりに正式な認定を受けている正規販売代理店で安全にApple製品を購入できます。マレーシアで最もメジャーな販売代理店は”Machines”です。

そこでまず、MachinesでApple care+のサポートが受けられるのかAppleサポートに問い合わせてみることにしました

追記:2024年6月に、The Exchange TRXというショッピングモールにApple Storeができたそうです。

Apple サポートに問い合わせ

実際に行ってみたところ、Appleサポートのホームページから簡単にチャットや電話で問い合わせができ、とても親切に対応してくださいました。また、チャット以外にもどの機種でどう具合が悪いのか、何を聞きたいのかなどを選択するとその状況にあった対処法が表示されます。

私の場合はAppleサポートのページから予約をしてMachinesのカスタマーサービスに一度持って行ってみてくださいと言われました。

Machinesで対応してくれることが分かり、そのままKLCCにあるMachinesのカスタマーサービスを予約しました。

予約ではAppleサポートのページから日時と店舗を選ぶことができます。それから予約完了後にメールが届くのでその内容を確認することをおすすめします。

メールにはこのようにカスタマーサービスを受ける前にバックアップを取っておくように、という内容も含まれていました。

What happens next?

Back up and protect your data
Before your appointment, follow the appropriate instructions in Get your Apple device ready for service

Machinesのカスタマーサービスへ

KLCCの店舗には売り場の横にカスタマーサービス専用の部屋がありそこに入ると店員さんと修理に出しに来た人がいるので自分が呼ばれるまで待ちます。待ったのは10分程度で、呼ばれるとまずiPadを渡してどこが壊れたのか原因などを聞かれます。そして欠損部分の確認のために充電器との接触を確認されました。

故障が確認されると修理の手順を説明してもらいました。そこで、水没した製品については修理または交換になるのですがApple care+で問題なく対応できると教えてもらいました。
マレーシアにはappleの正規店がないと同時にAppleの工場もないので修理や交換が必要な場合はシンガポールのAppleの工場に送り、もう一度故障部分の確認をしたのち、修理に進むとのことでした。

ただ、そこで本来であればデバイスをそのまま初期化してシンガポールに送ることができたのですが、バックアップを取るのを忘れていたことを指摘され、一度帰ってバックアップを完了させてから持ってくるように言われました。
しかし、バックアップを取るために一度持ち帰り、バックアップが完了してもう一度予約しようとすると直近の日が空いていませんでした。

Final examが迫っていて一刻も早く修理して欲しかったので他の店舗に持って行こうと思い、次の日に1utamaのMachinesに行きました。そこで思いもよらないハプニングが起こりました。

水没はApple care対象外?

1utamaのmachinesでKLCCの時と全く同じ説明をしたのですが、対応は異なりました。
KLCCではApple care+を購入しているから保証が効くと言われていたのですが、こちらの店舗では水によるデバイスのの故障は保証対象外だと言われ、修理するなら全額請求すると言われました。

その値段は私の機種で約RM3600(約117,000円)とほぼ買った時と同じ値段でした。傷や画面のヒビ、デバイスの損傷は保証されるが水による損傷は保証対象外だということでした。

KCCCの店舗ではApple care+がいつまで保証されているのかも確認してもらったので保証があることも分かっていました。しかし、1utamaのmachinesではApple care+に入っていると伝えても入ってない、保証はないと言われ埒が開きませんでした。

何度も聞いていると、どうにか解決しようとより詳しいスタッフが対応して下さり、最終的にはAppleに問い合わせてもらうことになりました。そしてApple care+の保証が認められ、手続きをしてiPadを預けることになりました。

手続きとしてはiPadの初期化や破損部分の確認個人情報の記入などがありました。最後に控えをもらい、手続きが完了しました。来店時から手続き完了までだいたい3時間以上かかりました。

支払いと修理交換にかかる期間

一度工場に送って損傷部分を確認してから修理か交換が決まり支払いをする流れになったのですが、2日後にはメールにて見積書が届きました。
全負担の場合、約RM3600(約117,000円)だった費用がApple care+のおかげでRM229(約7,500円)になりました。

ただ、差額はかなり大きかったのでしっかりApple care+のサポートが受けられて本当によかったです(ちなみに日本の店舗だと費用は4000円ほどなので日本に比べると割高です)。
支払い方法も口座振り込みクレジットカードオンラインバンキングなどに対応していました。

私のiPadの場合、修理ではなくデバイス交換となったため、使い始めてから2ヶ月半で新品と交換できたことになります。お得かどうかは分かりませんが…

デバイスの受け取りはデバイスを預けた店舗に取りに行くだけです。交換にかかる期間は支払いから7~14日と言われていました。私のデバイスは支払いから7日、故障した日から13日後には手元に届きました。

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Apple care+は最強

今回、Apple製品を買えば付いてくるApple careだけではカバーされてない損傷だったのでApple care+を買っていて本当に安心しました。

個人的にはApple care+を購入しておくことをおすすめします。機種ごとに値段は違いますが、私が買ったiPad用は19,400円(2年間)でした。
確かに値段だけ見ると決して安くはありませんが、保険だと思うと買っても損はない値段だと思います。人によっては買ってから2ヶ月半で壊してしまう可能性もありますので。

もし自分のデバイスの保証内容が知りたい場合は、”設定”から”一般”を開いて”Apple careと保証”を選択するとApple IDに紐づけられたデバイスを選べるのでそこから保証を確認することができます。

保証内容には過失や事故による損傷のサービスを何度も受けられる特典、ハードウェア修理サービスサポートの優先アクセスなどがあります。ただし、過失や事故による損傷のサービスには1回ごとにサービス料がかかります
他にも制約がいくつかあるようなので気になる場合はこの機会に確認してみてください。

今回の故障ではAppleの正規店がないのにどうしようと焦りましたが、マレーシアでもしっかりとしたAppleのサポートサービスは受けられるので安心してApple製品を使えると思います。

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